こんにちは、医学生のガッシーです!
医学部って学費以外にどれくらいのお金が必要…?
そう思ったことはありませんか?
学費以外の情報ってあまりないですよね…
そこで今回の記事では、現役医学生が医学部生活で必要な費用をまとめました!
節約方法も紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
医学部生活の必需品は以下の記事でまとめています!
医学生の必需品は?講義・実習・生活で必要なものを紹介!
【医学部】ポリクリで必要な持ち物・服装・おすすめ参考書は?
【QOL上がる】医学部の勉強で役に立ったアイテム20選
勉強に必要な費用
教科書・参考書
年間3万円程度が目安です
ただし、高学年になると勉強量も多くなり、国試に向けた参考書も必要になります。
また、興味ある分野がはっきりしてくると、専門書を購入することも多いです。
5年生以降は年間5万以上使うこともあります。
合計すると6年間で20~25万円くらいが平均的な額になるでしょう。
医学書・教科書を安く購入する方法は以下の記事を参考にしてください!
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CBT問題集
医学生4年生の時にCBTという大きな試験があります。
1年生〜4年生で学んだことのまとめテストで、合格しないと5年生に進めません。
試験対策の問題集として4万円くらいが必要です。
国家試験対策
- 国家試験の過去問(10万くらい)
- 模試の受験代(2~3万くらい)
- 医師国家試験予備校のビデオ講座(10万くらい)
上の3つは全国の医学部生の9割以上が購入しており、
全て合わせると20万~30万になるでしょう。
国試対策の仕方は人によります。
追加で教材を購入したり、個別指導の予備校に通うと、金額はさらに必要です。
ただし、独学で国試に合格する方も一定数いて、この場合はかなり節約できます。
以下の記事で独学で国試を合格する勉強法を紹介しています!
パソコン・タブレット
2020年より授業のオンライン化が進み、資料などもデジタル化されることが多くなっています。
また、CBT問題集や国試の過去問も電子版で販売されており、
パソコンやタブレットは医学部生の必須アイテムと言えるでしょう。
以下の金額が目安になります。
- パソコン 10万円〜
- タブレット 8万円〜
実習で必要な金額
白衣
低学年のうちから使います。
一般的に3000円くらいです。
大学によって指定のもの(5000円くらいすることも…)を購入する必要があったり、逆に白衣を支給してくれる大学もあります。
6年間で何度か買い替えますが、合計で1万円くらいでしょう。
医学生におすすめの白衣やお得な購入方法を紹介!
聴診器
4年生以降で必要になります。
2~3万円くらいです。
解剖セット
1〜3年生のどこかで行われる解剖実習では、メスやピンセットが入った解剖セットが必要です。
一通りのセットで15000~20000円くらいです。
ただし、解剖実習中はかなり汚れるため、以下のものも準備した方がいいです。
- 解剖専用の白衣
- アームカバー
- マスク
- ゴム手袋
- 汚れてもいいスリッパ
これらは合計で5000円くらいです。
スケッチブック・色鉛筆
組織学や病理学の実習でスケッチブックや色鉛筆が必要です。
色鉛筆は30色以上あるものが勧められています。
顕微鏡を見ながら細胞をスケッチします。微妙な色合いが重要です。
しっかり勉強したいなら、30色以上の色鉛筆を使った方がいいです!
合計で3000円くらいです。
病院見学で必要な交通費・旅費
医学部を卒業した後の初期研修先を探す活動を「マッチング」と言い、医学生にとっての就職活動です。
マッチング活動として、初期研修先の病院を見学することがあります。
自分が住んでいる都道府県外の病院に行くことも多く、交通費や旅費が必要です。
ただし、ほとんどの病院は見学時の旅費や交通費の一部を負担してくれます。
補助の額や病院のアクセスにもよりますが、
合計で2~3万円は最低でも必要になるでしょう。
遠くの病院に何度も行く場合は、10万円以上必要になることもあります。
マッチングについては以下の記事でまとめています。
その他医学部の勉強に関する費用
CBT・OSCE受験料
CBT・OSCEは両方とも4年生で受ける試験の名前です。
全国の医学部生が受験し、合格しないと5年生に進級できません。
2つ合わせて受験料が2万〜3万必要です。
国試受験料・旅費・登録料
医師国家試験の受験料として15000円必要です。
また、国試は全国で12個しか受験会場がないため、前後の宿泊も必要になります。
場所にもよりますが、数万円の交通費+宿泊費が必要になるでしょう。
さらに、国試に合格したら医籍登録料として6万円かかります。
予防接種
大学が負担してくれることもありますが、各種予防接種(B型肝炎など)の費用が必要です。
予防接種を打たないと病院実習に参加できません。
各種手数料
大学にもよりますが、同窓会費などの手数料が必要になります。
年間で5000~10000円くらいです。
一人暮らしにかかる生活費
引っ越し
一人暮らしを始める方は引っ越し費用がかかります。
引越し費用が3~5万円くらいが相場です。
大学によってはキャンパス移動があり、6年間の間にも引っ越しをすることがあるかもしれません。
家具
最低限必要な家具代で15〜30万くらい必要です。
一人暮らしで必要な家具は以下の記事を参考にしてください!
食費・日用品
食費や日用品の購入に毎月3~5万程度必要です。
家賃・自動車
家賃は地域により異なってきますが、目安としては以下のような感じです。
- 都心部 月額10万弱
- 地方 月額5万強
ここからさらに共益費や入居時の敷金礼金が必要です。
地方医学部の場合は通学に自動車を用いることもあります。
駐車場代・ガソリン代・保険代なども必要です。
都心部の医学部の場合は、定期代や自転車の費用が必要です。
保険
自動車保険や、一人暮らしの火災保険など各種保険に加入しておく必要があります。
大学によっては、実習中の事故に対して指定の保険への加入が義務付けられることもあります。
その他
- 美容室
- 病院
- 健診
- 電気・水道・ガス
毎月必要なものから不定期のものまでさまざまです。
総合すると、一人暮らしの費用は毎月10万〜15万くらいになるでしょう。
課外活動・趣味費
部活関連
部活関連はかなり出費が多いです。
医学生の出費として最も大きくなるかもしれません。
器具・部費・合宿・大会・遠征・飲み会などなど…
年間10~20万以上かかる部活もあります。
旅行
学生のうちに旅行に行くのはかなりおすすめです。
筆者も10カ国以上の国へ旅行に行きました!
国内なら3〜10万、国外なら10~20万以上くらいが目安です。
留学
長期で留学に行く人も多いです。
1ヶ月以上の長期留学に行く人もまれではありません。
場所や期間にもよりますが、30~100万くらいかかることも稀ではありません。
大学から支援や留学団体からの補助金を受ける人が多いです。
趣味
趣味によってかなりの金額が必要になることもありえます。
趣味にかかる費用は、自分でアルバイトをして稼ぐ人が多いです。
費用を抑えるにはどうすればいい?
アルバイトする
生活費や趣味の費用はアルバイトで稼ぐ人が多いです。
仕送りゼロで過ごす人もいますよ。
奨学金
奨学金を借りている人もたくさんいます。
- 日本学生支援機構
- 全国の自治体
- 大学ごとの制度
- などなど…
奨学金の種類・金額も様々です。
また、一般にはあまり知られていないのですが、
初期研修病院で奨学金を受けられることがあります。
「初期研修後も5年以上働き続けてくれることを条件に、月額10万円支給する」
みたいな感じです。
返済不要な奨学金が多いのですが、
初期研修先を探す段階の4年生以降を対象にしている病院が多いです。
まとめ【学費以外に医学部で必要になる費用は?】
今回の記事では、医学部生活で学費以外に必要になる費用をまとめてみました!
現役の医学部生が実際に必要になったものを紹介しています。
これから医学部を目指す方、医学部に入学したての方はぜひ参考にしてみてください!