こんにちは、医学生のガッシーです!
国家試験対策にTECOM(テコム)のビデオ講座を受講しようかな?
そう思ったことはありませんか?
でも他の予備校と比較してどうなのか分からないですよね…
筆者もどの予備校の映像授業を受講するかで迷ったことがあります…
そこで、以下の悩みを解決できる記事を用意しました!
- TECOM(テコム)のビデオ講座のメリットは?
- TECOMの映像授業デメリットは無いの?
- TECOMの動画講座の口コミ・評判は?
先に結論をお伝えすると、TECOMがおすすめなのは以下のような人です。
- 根本の理解を重視したい
- 短時間で周回できる予備校がいい
本文で詳しい理由や特徴を解説しています。
ぜひ最後までご覧ください!
そもそも、「ビデオ講座は本当に必要かどうか?」も考えてみましょう!
以下の記事では、ビデオ講座が向いてる人・向いていない人を紹介しています!
医師国家試験にビデオ講座は不要?必要?使わない独学勉強法は?
医学生におすすめの参考書・教科書も以下の記事でまとめています!
医学生・研修医おすすめの参考書・教科書まとめ!【240冊以上から厳選】
240冊以上の医学書・参考書を読んだので感想を紹介!【おすすめレビュー】
ビデオ講座の詳細は年度や時期によって変更する可能性があります。
申込みする際にはご自身でもよくご確認ください。
ビデオ講座TECOM(テコム)は大手予備校
TECOMは昔からの大手予備校で、定番ビデオ講座の一つです。
昔からある予備校ということで、熟練の講師による映像授業を受講することができます。
TECOMビデオ講座の内容
TECOMのビデオ講座には以下の講義があります。
横についている数字はコマ数と時間です。(年度によりコマ数が異なる場合があります)
- 病態生理講座(45コマ×45分)
- SELECT臓器別(144コマ×30分)
- SELECT産婦人科(22コマ×30分)
- SELECT小児科(19コマ×30分)
- SELECTマイナー(55コマ×30分)
- SELECT必修の罠(45コマ×18分)
- 国試SELECT講座(17~20コマ×30分)
- 公衆衛生講座(24コマ×45分)
- 症候別プライマリ・ケア講座(21~28コマ×60分)
- 必修問題予想講座(8コマ×45分)
- SHIKETAI(28コマ×45分)
- REVIEW(20コマ×60分)
- ラストV(不明)
SHIKETAI
国試直前対策講座。テクニックに特化した講座
REVIEW
国試直前対策講座。今までの総復習や重要事項の確認、予想問題など
国試SELECT講座
国試の問題の内容・傾向・意図を解説する講座
症候別プライマリ・ケア講座
頭痛やめまい、失神などの症候別にどのように診断していくかのプロセスを解説する講座。
国試から臨床への導入にもつながります。
TECOMビデオ講座の料金
全て税込み価格です。
テコプラパックスタンダード
病態生理、SELECTシリーズ(臓器別、産婦人科、小児科、マイナー、必修の罠)、公衆衛生、SHIKETAI,REVIEW
2年間の使用で99,000円
テコプラパックプレミアム
スタンダードコースにラストVを追加したもの
2年間の使用で118,000円
国試SELECT講座、症候別プライマリ・ケア講座
公式HPには掲載されていますが、筆者の購入画面では購入することができず不明です。
全てのビデオ講座(2年コース)を受講するには、10~12万円(税込み)必要です。
他の予備校と比較して、やや高めです。
(最安はQassistの6万円台)
TECOMのビデオ講座の基本情報
- テキストはB5のPDFファイル
- 黒板と書画カメラを使う授業形式
- テキストに書き込みを入れる
- 動画速度は1倍または1.5倍
- 1コマ30分
- だが、動画としては細かく分割されている(約10分程度)
- コマの前半に解説、後半が問題演習
- 購入は大学の代表者を通じて
- CBT対策講座もあり
以下の記事では医学部の勉強に役立つおすすめアイテムを紹介しています。
国試対策もめちゃくちゃ効率よくなるので、ぜひ参考にしてみてください!
【QOL上がる】医学部の勉強で役に立ったアイテム20選
【忙しい医学生・社会人になった研修医こそ】おすすめ時短グッズ12選【後悔しない】
ビデオ講座TECOMの特徴
口コミなどを参考にしたTECOMの特徴を紹介します!
- 病態生理を重視している
- 問トレ(問題演習サービス)が利用可
病態生理を重視している
他の予備校と比較して病態生理や知識の関連付けを重視しているという声が多いです。
国試のために必要な知識は膨大ですが、他分野との関連や解剖に戻って理解することで知識を定着させやすくなります。
大学受験のように、原理原則を理解して問題を解いていくスタイルが好きな方におすすめです。
問トレ(問題演習サービス)を利用可能
TECOMでは無料会員登録で問題演習サービス「問トレ」を利用できます。
講座を購入する必要はなく、問題演習サービスだけの利用も可能です。
medu4でも無料で国試過去問を解くことができますが、比較的解説は薄めです。
しっかりした解説が欲しいならTECOMの問トレはおすすめですよ!
ビデオ講座TECOMのメリット
- 単元別に購入可能
- 一コマが短く、細かい時間で勉強しやすい
- 合計視聴時間が短い
単元別に購入可能
値段の項目でセット商品の値段を掲載しましたが、単元やテーマ別での購入も可能です。
苦手分野の補強目的で使うこともできます。
一コマが短く、細かい時間で勉強しやすい
TECOMでは一コマがおよそ30分です。
そのビデオも10分前後毎に区切られており、スキマ時間で視聴できます。
実習や部活で忙しい人でも学習しやすいです。
合計視聴時間が短い
TECOM(テコム)の全ての講座を視聴した場合にかかる合計視聴時間は約230時間です。
他の予備校と比較すると、一周にかかる時間が圧倒的に短いです。
視聴時間が短い場合、マッチング対策にも十分な時間をかけられます。
以下の記事でマッチング対策についてまとめています!
医師国家試験予備校TECOMのデメリット
- 書き込み量が多い
- ある程度の基礎知識がある人向け
- 高価
書き込み量が多い
TECOMのネット講座は図やフローチャートを書き込む形式で進み、書き込み量が比較的多いです。
また、理屈をしっかりと説明してくれるため、補足説明も多く、情報を書き込んでいくとそれなりの労力が必要です。
ある程度の基礎知識がある人向け
原理原則や関連事項まで説明してくれて分かりやすいという声がある一方、
最低限の知識がないと、逆に分かりにくいという声もあります。
CBTで基礎がある人なら問題ないが、CBTが危うかった場合は厳しいという評価もあるそうです。
効率的なCBT・OSCE対策については以下の記事でもまとめています!
高価
全ての映像授業を視聴する場合は10万円以上必要になり、
他の予備校と比較して若干高めです。
(最安のQassistは6万円台)
PDFに書き込む形式であるため、タブレットを購入する場合はさらに出費がかさみます。
「QB」や「病みえ」など、医学書を安く購入する方法は以下の記事で紹介しています!
簡単にまとめると、医学生には以下の方法がおすすめです!
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両方を併用すれば通常価格の30%近い割引で教科書・参考書を購入できますよ!
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研修医・医師の方には以下の3つがおすすめです!
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いらなくなった本は早めに売るのがおすすめ!
一冊1000~2000円以上で買い取ってもらえることもありますよ!
ビデオ講座TECOMの口コミ・評判
TECOMのビデオ講座についての評判を紹介します。
筆者の知り合いの医学生や大学の先輩からの意見をまとめています。
個人の意見が多いことにご留意ください。
CBTの時点で基礎ができている人向け
時間が短い分、ポイントを絞って解説してくれている。
過去問解説に割く時間は短い
理詰めで理解したい人はおすすめ
書き込みが好きな勤勉な人向け
ブラウザや接続環境の問題かもしれないが、早送りや巻き戻しをすると動画が止まることが多い。
書き込み形式で巻き戻しが結構必要な場面も多いので不便に感じることもある
口頭でしか解説しないポイントもあるので1回の受講で完璧な板書を行うのは難しいかも。
他のテコムユーザーとノートの見せあいなどをするといい
公衆衛生は基礎がしっかりしている人には効果があるが、苦手意識があると難しい
ラストVはオーバーワーク感がある
病態生理がわかりやすい
周りの友人に聞いてみると、合う合わないが結構わかれそう
【まとめ】ビデオ講座TECOM(テコム)
TECOMのビデオ講座は、原理原則に立ち戻って理解を重視したい方におすすめです。
ただし、書き込み量や価格などがデメリットになるでしょう。
他の予備校とも比較をしながら検討してみてください!
決められない場合は、講師との相性が大事です。
サンプル動画を見て、自分に合うかどうか確認してみましょう!
公式HP:TECOM
そもそも、ビデオ講座が本当に必要かどうか?で迷っている方は以下の記事もご覧ください。
ビデオ講座が向いてる人・向いていない人、独学で国試対策するためのおすすめ教材を紹介しています。
また、以下の記事では国試対策と同様に悩み事の一つである、
マッチング対策についてまとめています。
マッチングの対策も早ければ早いほど有利です。
合わせて参考にしてみてください!