こんにちは、医学生のガッシーです!
『整形外科』のおすすめ参考書・医学書を知りたい!
そう思ったことはありませんか?
医学書や参考書ってどれを選んでいいか分からないですよね…
しかも学生レベルの本から、整形外科を考えている人まで欲しい物も人によって様々…
そこで今回の記事では、
累計240冊以上の医学書・参考書を読破した筆者が、
医学生・研修医におすすめの『整形外科』参考書を紹介します!
ガッシー
整形外科を考えている方や、発展的な知識が欲しい方におすすめの参考書もありますよ!
実際に読んでみて分かった率直な感想を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
今回紹介した本の中から厳選した『整形外科』参考書は以下の記事で紹介しています。
「どれを選べばいいのか分からない!」という方は合わせて参考にしてください!
【8冊レビュー】学生・研修医におすすめの『整形外科』参考書・医学書
整形外科ガール【おすすめ度:★★★★★】
整形外科をなるべく手軽に勉強したい方にピッタリの1冊!
整形外科の基本となる解剖や手術のイラストがめちゃくちゃ豊富で、説明も分かりやすく、スッと頭に入ってきます。
整形外科の参考書で迷っている方にまず読んで欲しい一冊です。
内容としては看護師向けで、医学生や研修医にはやや不十分なところもありますが、ここまで丁寧で流れに沿って学んでいける本はなかなかありません。
他の参考書とも併用したほうがいいですが、この一冊で基礎の基礎を固められるオススメ参考書です!
骨折ハンター【おすすめ度:★★★★★】
救急医向けに骨折への初療が解説されている1冊!
具体的な対処や治療が詳しく書いてあり、研修医以降向けの参考書です。
ただし、何よりも特徴的なのは骨折線を見抜くテクニックを学べること。
豊富な症例やレントゲン像の解説を読んでいく中で、どこが骨折しているのかを見抜く練習になります。
よくある疾患が詳細にまとめてあり、読んでいるだけで整形外科の勉強になりますよ!
整形外科医にならなくても、初期研修医必読の厳選の1冊!
病気がみえる 運動器・整形外科【おすすめ度:★★★★★】
イラスト豊富でとにかくわかりやすい医学生向け定番の参考書。
医学生にとにかくおすすめですが、整形外科を専門にしない限り研修医にとってもかなり役立ちます。
表やグラフで丁寧に解説されており、見やすいのも勉強効率アップにつながります!
基礎知識のない医学生が読んでもよし、知識モレを確認するために研修医になってから読むのもおすすめですよ!
まとめてみた 整形外科【おすすめ度:★★★★☆】
「まとめてみた」シリーズはマイナー科の勉強におすすめの医学生向け参考書!
特徴は、文字通り簡潔にまとまっていること。
「病気がみえる」が一冊300~400ページするのに対し、「まとめてみた」は200ページくらいでまとまっていて圧倒的に読みやすいです。
とにかく薄めの本で勉強したい方に最適!
医学生の授業〜国試レベルならこれがベストです!
レジデントのための専門家コンサルテーション【おすすめ度:★★★★★】
耳鼻科・眼科・皮膚科・整形外科など、12のマイナー診療科で研修医が知っておきたいマイナーエージェンシーがまとめてある1冊!
すぐにコンサル必要な疾患から、研修医レベルでもできる対応法、ローテしない科でも最低限知っておきたい知識などが解説してあります。
初期研修ローテ中に回らないマイナー科もあると思いますが、そんな科の歯がゆい部分もしっかり整理できるようになりますよ!
疾患そのものだけでなく、円滑にコンサルトするためのコミュニケーションスキルも解説されています!
スポーツ医学検定 公式テキスト【おすすめ度:★★★☆☆】
スポーツ医学検定という資格の公式テキストですが、整形外科の勉強にもかなりおすすめです。
一般の方もなんとかついていけるような内容なので、分かりやすく解説されていますが、内容はかなり発展的。
たとえば、1級の試験では以下のような内容が問われます。
- 「縫工筋」がどの骨にくっついているか?などの解剖的知識
- ドーピング検査にひっかかる薬の名前
- 栄養素に関する問題
- 「腓骨筋腱脱臼」など整形外科疾患の詳細
- 各スポーツに応じた適切なリハビリの仕方・筋トレ方法
スポーツをする方やスポーツドクターを目指している方におすすめの1冊です!
「スポーツ医学」に絞っているせいか、医学部の講義では習わないような内容もけっこう多いです。
整形外科というより教養としてめちゃくちゃ勉強になりました!
ねころんで読める新しいリハビリ【おすすめ度:★★★☆☆】
実はあまり知られていないリハビリの効能を気軽に学べるおすすめの1冊!
どういう疾患がリハビリ対象なのか、どんなリハビリを行うのかなどを学べます。
全ての科で術後の患者さんや寝たきりの患者さんを相手することがあるはず。
どんなアドバイスをすればいいのか?どんな問診をするのかなど、実践的なテクニックも学ぶことができますよ!
「リハビリは薬物治療よりも大きな効果を示すことがある」という著者のメッセージがひしひしと伝わってきます!
フローチャート整形外科診断【おすすめ度:★★★☆☆】
整形外科疾患のFirst Touchでどう鑑別を進めていくのかが解説してある1冊!
研修医というより、整形外科1年目や総合内科医が対象となっている本です。
各疾患への対応や具体的な画像の読み方よりは、臨床診断・推論に重点が置かれています。
整形外科をしっかり勉強したい方、整形外科を目指す方にピッタリなレベル感でした!
医学書・参考書を安く買う方法は以下の記事で紹介しています!
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