こんにちは、医学生のガッシーです!
解剖実習って匂いはどんな感じ?臭いの?対策はどうする?
そう思ったことはありませんか?
そこで、以下の悩みを解決できる記事を用意しました!
- 解剖実習って匂いはキツイの?
- 臭くて耐えられないって本当?
- 匂い対策は何をすればいい?
医学部での解剖実習を経験した筆者が率直な感想を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
医学部の解剖実習って匂いがキツイ?たえられないって本当?
解剖実習の匂いって?
先に結論をお伝えすると「解剖実習の匂いはきつい」です。
大きく分けて以下の3つの匂いに分けられます。
- ホルマリンの匂い
- 脂肪の匂い
- 腸を切ったときの匂い
ガッシー
それぞれの匂いを紹介していきます!
1.ホルマリンの匂い
解剖するご遺体は腐敗しないようにホルマリン(ホルムアルデヒド)で固定されています。
腐敗臭はしないのですが、ホルマリンの匂いがめちゃくちゃキツイです…
なんと表現していいか難しいですが、化学物質特有の刺さるような匂いがします。
法律により解剖を行う教室はしっかり換気されているのですが、それでもかなりキツイです。
カエルやラットを高校や大学で解剖したことがあるかもしれませんが、その時のホルマリンとは量が違います。
かなり匂いがキツくなっていると思ったほうがいいです。
2.脂肪の匂い
人体のあらゆる部位に脂肪の層が隠れています。
脂肪独特の匂いが常にしますし、どうしても細い脂肪は飛び散りやすく、白衣やカバーについてしまいがちです。
解剖実習中の服装や持ち物はこうして臭くなっていきます…
3.腸を切ったときの匂い
解剖実習中に腸を切って中の構造を見る時がありますが、どうしても腸の中は臭いです。
糞便が入っており、かなりキツイ匂いが充満しています。
しかも解剖は複数の班でほぼ同時に行っているため、一度に腸を切ることに…
解剖実習の匂いが耐えられないって本当?
解剖実習の匂いがキツすぎて、リタイヤする人は筆者の学年にはいませんでした。
解剖実習の初日はツラいですが、なんだかんだ慣れていきます。
そういう点は心配する必要はないですよ!
ただし、解剖が始まってすぐの時期は気分を悪くする人もいます。
匂いで気分悪くなり、吐いてる人もいました…
【医学部解剖実習】匂い対策はどうする?
ニオイ対策として行いたいのは以下の4つです。
- 汚れてもいい服装で行く(下着から白衣まで)
- 余計な物は持ち込まない
- ビニール前掛け・アームカバーなどを使う
- ハンドクリーム・香水なども使う
汚れてもいい服装で行く(下着から白衣まで)
解剖実習中の匂いは、どう対策してもある程度は染み込んでしまいます。
ある程度の匂いは覚悟しておくしかありません。
何度洗っても数日から数週間ほど匂いが取れないこともあるので、必ず汚してもいい服で行くようにしましょう。
また、白衣も安いものを使うのがおすすめです。
大学の生協で売っている白衣は2000~3000円程度しますが、Amazonなら1000円台で購入できます。
Amazonで購入するのがおすすめですよ!
余計な物は持ち込まない
解剖を行う教室に余計な物は持ち込まないようにしましょう。
腕時計やアクセサリー類に注意です!
どうしても持ち込まざるを得ない筆記用具なども、捨ててもいいものにしておいた方が無難です。
ビニール前掛け・アームカバーなどを使う
できる限り汚れ・匂いを避けられるアイテムを使いましょう。
どうしても匂いは避けられませんが、対策するとしないのとでは大きな差があります。
絶対に使った方がおすすめです!
ハンドクリーム・香水なども使う
解剖が終わった後はめちゃくちゃ手を洗います。
解剖あるあるですが、実習後に2~3回は手を洗います。笑
「手が荒れるのを防ぐ」&「付いてしまった匂いをごまかす」意味でもハンドクリームを持っていてくのがおすすめです!
また、香水や消臭スプレーなどを持っていくのもおすすめですよ!
まとめ【解剖実習って匂いは?臭い?対策はどうする?】
今回の記事では、解剖実習は本当に匂いがキツイ?対策方法は?というテーマを解説していきました!
結論を言うと、解剖実習の匂いはかなりキツイのでしっかり対策しておいた方がいいです。
最後に、重要なことをお伝えします。
「解剖の匂いって本当にキツいのかな…始まってから準備すればいいかな…」
と悩む気持ちもわかりますが、悩む時間がもったいないです。
解剖実習の匂いが1番キツイのは始まった直後です。
悩むくらいなら、とりあえず準備しておいたほうが、最初から気分悪くならずに済みます。
実習初日から嫌な思いをするより、少しでも快適な状態で実習したいですよね…
最初から最悪な気分で始めるのはおすすめできません…
必要な対策は絶対にやっておいたほうがいいですよ!