こんにちは、医学生のガッシーです!
『感染症内科』のおすすめ参考書・医学書を知りたい!
そう思ったことはありませんか?
医学書や参考書ってどれを選んでいいか分からないですよね…
しかも学生レベルの本から、感染症内科を考えている人まで欲しい物も人によって様々…
そこで今回の記事では、
累計240冊以上の医学書・参考書を読破した筆者が、
医学生・研修医におすすめの『感染症内科』参考書を紹介します!
ガッシー
感染症内科を考えている方や、発展的な知識が欲しい方におすすめの参考書もありますよ!
実際に読んでみて分かった率直な感想を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
今回紹介した本の中から厳選した『感染症内科』参考書は以下の記事で紹介しています。
「どれを選べばいいのか分からない!」という方は合わせて参考にしてください!
『抗菌薬』の厳選参考書・おすすめ参考書も以下の記事を参考にしてください!
【11冊レビュー】学生・研修医におすすめの『感染症内科』参考書・医学書
極論で語る感染症内科【おすすめ度:★★★★★】
感染症内科をなるべく薄い本で勉強したい方におすすめ!
中耳炎・肺炎・髄膜炎・尿路感染など、よく見る疾患に対してどのように考えればいいか、抗菌薬の選び方などがまとめてあります。
『極論で』という本のタイトル通り、難しい話は一切省いてあり、「まずはこれだけ知っておいて欲しい!」ポイントに絞られていますよ!
書いてあることに無駄がなく、めちゃくちゃ効率的に学べます!
まずはこの本で感染症の基礎を身につけて、どんどん知識を付け足していくのが効率いいです!
医学生にも研修医になってからもおすすめの1冊!
トライアングルモデルで身につける 感染症診断の考え「型」【おすすめ度:★★★★★】
「この感染症に対してこの抗菌薬を使う」といった基礎的なパターンだけでなく
- こういう症状→▲▲疾患やpitfallを考える→抗菌薬はこれを選択→〇〇に注意して経過を観る
という感染症対応の流れを身につけられる超厳選の一冊。
内容や難易度は医学生〜初期研修医にピッタリなレベル感。
知らない知識があっても、コラムで詳しく解説されており、しっかり理解することができますよ!
この1冊で感染症に対してかなり得意意識を持てるようになります!
ただし、抗菌薬についての基礎知識が多少必要です。
以下の記事も参考にしてください!
感染症内科ただいま診断中【おすすめ度:★★★★★】
感染症疾患の鑑別法や対処法を主訴別に学べる1冊。
- 腹水貯留患者へのアプローチ
- 髄膜炎患者へのアプローチ
- 下痢患者へのアプローチ
などなど症状ベースでの実践的な解説が詳しいです。
注意点としては、抗菌薬の使い方の解説はないこと。
感染症に対する思考プロセスに絞って解説されているので、他の参考書との併用が必要です。
抗菌薬の部分を削っている分、無駄な解説がないのでわかりやすくなっていますよ!
抗菌薬などの基礎知識がついたあとに読むのがおすすめ!
この1冊で感染症の知識が一通りまとまります!
病気がみえる 免疫・膠原病・感染症【おすすめ度:★★★★★】
イラスト豊富でとにかくわかりやすい医学生向け定番の参考書。
医学生にとにかくおすすめですが、感染症を専門にしない限り研修医にとってもかなり役立ちます。
表やグラフで丁寧に解説されており、見やすいのも勉強効率アップにつながります!
基礎知識のない医学生が読んでもよし、知識モレを確認するために研修医になってから読むのもおすすめですよ!
目で見る感染症【おすすめ度:★★★★☆】
感染症疾患に特徴的な所見を「画像」で学べる1冊!
特徴は以下の2点!
- グラム染色以外の内容が多い
- 寄生虫に関するページが豊富
他の似たような参考書ではグラム染色が内容のほとんどを占めます。
この本では内視鏡やレントゲンなどの画像検査、皮疹など外表面の所見、膿の性状などなど幅広い内容が掲載されています!
また、他の本と比較して圧倒的に寄生虫に関する記載が多いです。
細菌感染症だけでなく、寄生虫にも詳しくなれる参考書は多くありません!
ねころんで読めるワクチン【おすすめ度:★★★★☆】
昨今の時勢として身につけておきたいワクチン知識をまとめられる1冊。
感染症のテーマの一つとして+αでおすすめの参考書です。
新生児ワクチンから新型コロナワクチンまでさまざまな内容が紹介されていますよ!
前半はワクチンの総論的な話です。
- 免疫からワクチンのシステムを解説
- 有害事象などのデメリットをどう説明する?
- 基礎疾患や妊婦さんに応じたワクチン
- 帰国者のワクチン事情
などなど、医療者として知っておきたいけど案外知らない内容を解説しています。
後半は各ワクチンの各論。
- 有効性や感染症にかかってしまった場合のデメリット
- 副作用によるデメリット
- 感染症の基礎知識
- 公衆衛生的な手続き
幅広い内容を学ぶことができますよ!
『ねころんで読める』とある割に充実しています!
かなりコスパのいいおすすめ参考書!
みるトレ 感染症【おすすめ度:★★★☆☆】
感染症疾患の「Snap diagnosis」を鍛える問題集!
皮疹や特徴的な粘膜疹、グラム染色などを写真で見ながら、鑑別すべき感染症を考えていきます。
珍しい疾患も扱われていますが、分かりやすく解説されているので医学生でも十分に理解可能。
難しい内容もありますが変につっこんだ解説はなく、むしろ良かったです!
感染症の知識をレベルアップさせたい方におすすめ!
感染症の勉強で出てくる「~~sign」みたいなのを実際の写真で勉強できました!
症例から学ぶ がん患者の感染症入門【おすすめ度:★★★☆☆】
『がんを持つ患者さんへの感染症』という面白いテーマの1冊。
- がんによる液性免疫不全
- がん患者に大事なワクチン?
- 腫瘍熱は実は○%だけ?
などなど、かなり面白くて勉強になるテーマが解説されていますよ!
会話形式の物語でスラスラ読んでいける1冊!
シンプルに教養として読んでみておもしろい1冊でした!
病歴と診察で診断する感染症system1とsystem2【おすすめ度:★★★☆☆】
感染症と書いてありますが、感染症以外に対する考え方・診察の仕方も学べる1冊!
前半は直感的思考、後半は分析的思考による感染症診断が紹介されています。
感染症以外も忘れない姿勢で考察が進んでいき、臨床推論の勉強としてもおすすめですよ!
Lemierre症候群、レプトスピラ症、セフェピム脳症などのかなり難しい疾患も紹介されており、レベルは高めです。
小児感染症のトリセツREMAKE【おすすめ度:★★☆☆☆】
小児感染症に対する鑑別のポイントや行うべき検査、治療、疫学などがまとめられている1冊。
解説が分かりやすく、また総論的に感染症を整理したり抗菌薬を解説しているページもあって、復習にも最適です。
内容はかなりおすすめなのですが、ハード面が少し残念でした…
ポケットブックとして使うには詳しすぎるし、辞書的に使うのには字が小さくて読みづらい…
という感じでサイズ調整してくれたら…
感染症診療のロジック【おすすめ度:★☆☆☆☆】
感染症疾患を考える上で知っておきたい「心づもり」をまとめた1冊。
「医師としてこのような態度でありたい」というあたりまえのことが書かれている印象です。
- データではなく、患者さんの様子を見ろ
- 無駄に抗菌薬を出すな
- 検査する前に鑑別疾患をあげろ)のような
もちろん、感染症自体についても解説されていますが、他にもっといい本があるのであえてこれを選ぶ意味は薄いです。
医学書・参考書を安く買う方法は以下の記事で紹介しています!
簡単にまとめると、医学生には以下の方法がおすすめです!
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