こんにちは、医学生のガッシーです!
『病気がみえる』は本当に買うべき?必要?
そう思ったことはありませんか?
『病気がみえる』は多くの医療系学生が持っている定番参考書。
イラスト豊富で分かりやすく、初学者にも優しいのがおすすめポイントです。
ただ、全シリーズを購入すると高いし、かさばる…
そこで、以下の悩みを解決できる記事を用意しました!
- 『病気がみえる』は本当に必要?買うべき?
- メリット・デメリットは?
- 他におすすめの参考書・医学書はある?
現役医学部生の視点から、『病気がみえる』について徹底解説しています。
5分程度で読み終わるので、ぜひ最後までご覧ください!
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【結論】『病みえ』『がみえる』は全医学生におすすめ
先に結論をお伝えすると、
『病気がみえる』(通称『病みえ』『がみえる』)は全医学部生におすすめ
できます。
「医学部の勉強で一番役に立った参考書は?」と聞かれたら間違いなく『病気がみえる』がNo.1!
どんな医学部生にもおすすめできる参考書です。
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そんな『病みえ』『がみえる』のメリットやデメリットを解説していきます。
『病気がみえる』のメリット・デメリット
『病気がみえる』のメリット
- イラスト豊富でとにかく分かりやすい
- 系統講義・CBTから国試対策までずっと使える
- 研修医になってからも十分使えるレベル
『病気がみえる』の一番の特徴はイラストや表が豊富で視覚的に分かりやすいこと。
他の参考書と比較して圧倒的に視覚情報が多いため、勉強した内容が直感的に身につきやすいです。
また、臨床科目の参考書ですが、解剖や生理学を含めて丁寧に解説してくれるので、基礎知識がない状態からでもしっかり理解できます。
低学年から高学年まで、ずっと使えますよ!
また、精神科を除いてほぼ全ての診療科をカバーしており、同じシリーズでずっと勉強できるのもメリットの一つです。
最後のメリットは、実は結構細かな知識も載っていること。
分かりやすさ重視の初学者向け参考書と思いきや、最近の研究テーマや細かい分子機序などが載っていたりと、レポートや課題学習でも使える内容も豊富です。
医学生の間だけでなく、研修医になった後でも使えます。
高いお金を出費してでも購入する価値がありますよ!
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『病気がみえる』のデメリット
- 分量が多く、読み通すのは現実的でない
- コンパクトに勉強するなら他の参考書のほうが良い
『病気がみえる』の一番のデメリットは詳しいがゆえに分量が多いこと。
1冊300~400pが全15冊出版されています。
全部読み通すのはあまり現実的ではありません。
辞書的な感じで使うか、低学年から少しずつ読んでいくのがおすすめですよ!
また、分量が多いため、ある程度勉強した後に読み返すのもためらわれます。
「ちょっと見直したいんだけど…」という時に使うのは難しいかもしれません。
そのような時はコンパクトに知識がまとまっている『レビューブック』や『イヤーノート』を使いましょう!
『病気がみえる』のおすすめ使い方は?
病気がみえるのおすすめ使い方をまとめます!
病気がみえるをメインで使って勉強しましょう!
ただし、最初から最後までを読むのは難しいです。
低学年のうちから少しずつ読んでいくか、必要な箇所を辞書的に使います。
CBT対策としては一番使える参考書。
できるだけCBT前に使い始めましょう!
医学部高学年になってからの実習や国試対策としては、辞書的な利用がメインです。
実習中の課題や、国試勉強で知らない知識を調べる中で辞書的に使います。
ただし、国試勉強のメインとして使うのはおすすめできません。
初めて見る知識の確認には、『病みえ』がおすすめですが、ある程度知っている知識を再確認するのは『レビューブック』や『イヤーノート』がおすすめです。
国試勉強のおすすめな『イヤーノート』と『まとめてみた』の併用。
『病気がみえる』は調べる用の参考書として利用しましょう。
病気がみえるで調べた知識を『イヤーノート』に書き込んでいくのもおすすめです!
研修になってからも『病みえ』は使えます。
疾患の整理や思い出すために利用しましょう!
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『病気がみえる』以外のおすすめ参考書・医学書
まとめてみた
マイナー科しか出版されていませんが、文字通りめちゃくちゃ分かりやすくまとまっています。
- 精神科
- 皮膚科
- 泌尿器科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 整形外科
最低限のことに絞ってコンパクトに解説されており、国試やCBT対策の参考書として最適ですよ!
マイナー科は「病気がみえる」よりも「まとめてみた」を使った方が圧倒的におすすめです!
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「まとめてみた」シリーズの詳細や評判は以下の記事で解説しています!
実は、「まとめてみたシリーズ」にはマッチング対策についての本もあります!
「まとめてみた マッチング」はマッチング対策を一通り学べる参考書です。
めちゃくちゃ分かりやすくマッチングについて解説されていますよ!
イヤーノート
医学生・研修医が知っておきたい知識をギュッと凝縮した参考書。
「これだけは学んでおいて欲しい!」という内容が最新のガイドラインを参照してまとめられています!
また、『病気がみえる』では扱われていない麻酔科・救急の内容も掲載されているのもメリットの一つです。
ただし、コンパクトに知っておきたい知識がまとめられている分、細かい説明は省かれがちです。
いきなりイヤーノートを読み始めても分かりづらいため、『病気がみえる』の後に使うとスムーズになるでしょう。
ある程度理解が進んだ後、国試対策として使うのがおすすめですよ!
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イヤーノート(year note)を安く買う方法は以下の記事で解説しています!
イヤーノートは毎年最新版が出版されており、ガイドライン改定や注目の新トピックなどが掲載されます。
研修医になった後、専門医になってからも毎年購入する人もいるレベルです。
絶対に役立つ内容が多いですが、初学者にはあまり向いていません。
レビューブック
『病気がみえる』の内容をさらに箇条書き形式でまとめた参考書です。
医学生向けの難易度でコンパクトまとめられています。
イヤーノートは各ガイドラインが参照されていたりと実際の臨床に近いレベルですが、レビューブックは医学生のうちに知っておきたいことだけがしっかり凝縮されていますよ!
また「イヤーノート」や「病気がみえる」では揃っていないマイナー科も充実しているのも魅力的。
精神科はレビューブックだけです!
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その他
『STEP
ただし、『STEP』シリーズは、
- 文字中心で読みづらい
- 出版が古く最新情報が反映されていない
『カンテキ』シリーズは、
- 看護学生向けで医学部生向けとは少しずれる
- 揃っていない診療科が多い
など、『病気がみえる』と比較するとデメリットが多いです。
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各科別おすすめ参考書
各科目別のおすすめ参考書は以下の記事で紹介しています。
現役医学生の筆者が実際に読んでみて「本当におすすめ」だった参考書だけを紹介しています!
まとめ【病気がみえるは本当に必要?買うべき?】
今回の記事では、『病気がみえる』のメリットやデメリット、他のおすすめ参考書を解説してきました!
- イラスト豊富でとにかく分かりやすい
- 系統講義・CBTから国試対策までずっと使える
- 研修医になってからも十分使えるレベル
ただし、
- 分厚い分、通し読みするのは時間が必要
- コンパクトにまとめるならレビューブックなどもおすすめ
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最後に、本質的なことをお伝えます。
『病気がみえる』買おうかなあ…どうしようかなぁ…
と悩む気持ちもわかりますが、悩む時間がもったいないです。
たしかに全シリーズを購入するとそこそこお金は必要ですが、値段以上の価値がある教材です。
大学受験でも良い教材なくして良い勉強はできませんでしたよね?
分かりづらい教材をつかってダラダラ勉強するよりはるかに効率的。
低学年〜研修医になった後まで使える教材なので、買って損することはありません!
実際に医学生の大多数が『病みえ』シリーズを購入しています!
『病みえ』『がみえる』を安く購入する方法も当サイトで紹介しています。
合わせて参考にしてみてください!
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