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マッチング対策を現役医学生がまとめてみた!②【いつから始める?・スケジュール】

こんにちは、医学生のガッシーです!

 

  • 医学部の『マッチング』ってそもそも何?
  • マッチング対策はどうしたらいい?
  • マッチングで使えるテクニックは?

そう思ったことはありませんか?

 

マッチングは『医学生にとっての就活』と言われますが、具体的にどんなものか分からないですよね…

ガッシー

筆者も4年生のときにマッチングについて何も分からず、右往左往して慌てた経験があります…

 

もっと分かりやすくて必要な情報がまとまっていたらいいのに…

 

そこで今回は、

現役医学生がまとめるマッチング対策

を全9記事に渡って紹介していきます!

 

  1. マッチング対策本
  2. マッチング対策講座(マイナビやレジナビなど)
  3. 病院説明会・見学会

などを通じて学んできたマッチング対策の全て』を詳しく解説していきます!

ガッシー

このシリーズさえ読めば『マッチングは完璧!』と言える内容に仕上げました!

 

実際にマッチングを経験した医学生の視点から分かりやすく解説しています!

 

今回の記事では、

マッチング対策はいつから始める?スケジュールは?

などを解説していきます!

 

 

マッチングの公式スケジュール

マッチングの公式スケジュール

マッチング対策を始める時期の解説前に、マッチングの公式スケジュールを紹介します。

 

手順1
マッチング登録

6年生の6月〜8月です。

まずは、マッチング参加登録を行います。

マッチングの制度に則って、初期研修先を選びますという登録です。

 

大学から個人のIDが割り振られるので、このIDを使ってマッチング協議会のHPから参加登録を行います。

手順2
マッチング希望順位登録開始

6年生の9月です。

どの病院を志望するのか?希望順位をマッチング協議会のHPで登録していきます。

手順3
マッチング中間発表

6年生の9月後半〜10月始め

マッチングの集計結果から中間発表が公表されます。

病院ごとの志望人数や倍率などが判明するので、最終希望順位を調整します。

手順4
マッチング登録締め切り

6年生の10月中旬です。

マッチングの希望順位登録が締め切られます。

ここまでに志望病院の順位を決めましょう。

手順5
マッチング結果発表

6年生の10月後半です。

マッチングで自分がどの病院にマッチしたか(あるいは全部アンマッチになったか)が判明します。

この結果は絶対であり、マッチした研修病院での研修が決まります。

 

やっぱり嫌だからといって第2志望に変更することなどはできません。

手順6
二次募集に参加

アンマッチとなってしまった場合は、二次募集に参加します。

一次募集で枠に余りがある病院から、研修先を探していきます。

(枠が余っていても二次募集をしない病院もあります)

 

二次募集には順位登録などはなく、基本的に速いもの勝ち。

気になる病院をどんどんアタックしていきます。

もちろん、病院見学は必要ありません。

手順7
三次募集に参加

二次募集でも希望の病院がなかった場合や、二次募集に志願していない場合は三次募集が行われます。

三次募集は国試に落ちしてしまった人の枠を使った募集枠。

必ずしも発生するわけでないですが、人気病院でも発生することがあります。

二次募集と同様に速いもの勝ちなので、情報収集が大事です。

 

マッチングのタイムスケジュールをまとめると以下のようになります。

マッチングスケジュール

 

上で紹介した公式スケジュール以外に医学生が行うべきことは以下の3つです!

マッチングのために行なうこと
  1. 初期研修の候補病院を探す
  2. 病院見学を行う
  3. 希望順位登録前に病院の採用試験を受験する

 

まず、3つ目の採用試験が非常に重要です。

病院側は「この医学生が欲しい!」というドラフト順を決めるのですが、順番は採用試験の結果をもとに決定します。

採用試験の段階でそもそも不採用になってしまうかもしれませんが、試験を受験しない限りドラフトにも入れません。

ガッシー

つまり、志望順位登録できるのは実質、採用試験を受験した病院だけ。

 

3~5病院を受験する人が多いです。

 

また、採用試験を受けるための条件として病院見学を必須としている病院がほとんどです。

医学生の立場からしても、病院見学で実際の雰囲気や診療の様子を見ておいたほうが研修医として働くときの様子がイメージしやすいはず。

病院視点でも医学生視点でも病院見学が必須と言えるでしょう。

 

マッチング対策はいつから始める?

マッチング対策はいつから始める?

マッチング対策は5年生から

始めていきましょう。

 

5年生より前の病院見学はおすすめしません。

自大学での病院実習すら始まっておらず、外部病院に行っても何を比較すればいいのかすら分かりません

また、受け入れてくれる病院も、どんな話をして良いのか?どんな対応をすればいいのか?困ります。

ガッシー

病院側も5〜6年生の見学を前提としています。

(病院見学の条件を5~6年生に指定していることも多い)

 

4年生のうちに見学しても、変にあたふたしてしまい、逆に評価が下がる可能性もあるでしょう…

 

実習が始まり、病院内で医師(特に研修医)がどのような役割を担っているのかを知った後に見学に行きましょう!

 

研修先の探し方、病院見学のテクニック・注意事項などは別記事で解説していきます!

現役医学生がまとめるマッチング対策③病院探しのコツ

マッチング対策を現役医学生がまとめてみた!③【病院探しのコツ・おすすめサイト3選】現役医学生がまとめるマッチング対策④病院見学の注意点マッチング対策を現役医学生がまとめてみた!④【病院見学の準備・注意点・質問すること】

 


最後に、マッチングの流れを整理しておきましょう!

マッチングの流れ

ガッシー

マッチングは6年の夏〜秋にかけて一気に進んでいきます!

 

逆に言えば、6年生夏までの準備が重要です!

 


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