こんにちは、医学生のガッシーです!
『画像診断・放射線科』のおすすめ参考書・医学書を知りたい!
そう思ったことはありませんか?
医学書や参考書ってどれを選んでいいか分からないですよね…
しかも学生レベルの本から、放射線科を考えている人まで欲しい物も人によって様々…
そこで今回の記事では、
累計240冊以上の医学書・参考書を読破した筆者が、
医学生・研修医におすすめの『画像診断・放射線科』参考書を紹介します!
ガッシー
放射線科を考えている方や、発展的な知識が欲しい方におすすめの参考書もありますよ!
実際に読んでみて分かった率直な感想を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
今回紹介した本の中から厳選した『画像診断』参考書は以下の記事で紹介しています。
「どれを選べばいいのか分からない!」という方は合わせて参考にしてください!
【13冊レビュー】学生・研修医におすすめの『画像診断・放射線科』参考書・医学書
CT読影レポート、この画像どう書く?【おすすめ度:★★★★★】
臓器ごとにCTの読み方が解説してある一冊。
画像豊富でどこに注目するのか、どこから所見を読み取るのかが詳しく解説されています。
おすすめポイントは、解剖や病態からの解説が詳しいこと。
単純に画像の解説だけでなく「どうしてそのような画像になるのか」も書かれており、単なる暗記ではなく理解につなげることができますよ!
イラストやシェーマを豊富に示してくれるポイントもおすすめです!
CT画像のカルテの書き方に困ったことがないですか?
この本ならレポートやカルテの書き方も学べます!
画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン【おすすめ度:★★★★★】
画像診断を学ぶ上で絶対に読んでおきたい一冊。
特徴は解剖から復習できるのと、病態の解説も詳しいこと。
「〜〜sign」のような所見が見られる時に「なぜ」そのようになるのかが組織レベルの特徴や解剖的特徴、生理学的な視点から解説されています。
原理から説明してくれるので理解しやすいです!
よくある画像診断の本のように「〇〇という病気では△△の所見が見られる」という感じとは一線を画します!
レジデントのためのやさしイイ胸部画像教室【おすすめ度:★★★★★】
胸部X線とCTの読み方を分かりやすく学べるおすすめ1冊。
所見の読み方、レントゲンの見かたを丁寧に解説してくれていますよ!
胸部X線を基礎から学びたい方、見逃しのない見かたを身に着けたい方に最適です。
研修医はもちろん医学生でも必読レベルの神参考書!
「研修医になってからもめちゃくちゃ役に立つ」と評判のいいおすすめ参考書!
Amazonレビューもめちゃくちゃ高いです!
実践編では練習問題形式で学んだことをチェックできます。
胸部レントゲンの実践力を磨きたい方におすすめ!
骨折ハンター【おすすめ度:★★★★★】
救急医向けに骨折への初療が解説されている1冊!
具体的な対処や治療が詳しく書いてあり、研修医以降向けの参考書です。
ただし、何よりも特徴的なのは骨折線を見抜くテクニックを学べること。
豊富な症例やレントゲン像の解説を読んでいく中で、どこが骨折しているのかを見抜く練習になります。
よくある疾患が詳細にまとめてあり、読んでいるだけで整形外科の勉強になりますよ!
整形外科医にならなくても、初期研修医必読の厳選の1冊!
プロメテウス解剖学コアアトラス【おすすめ度:★★★★★】
画像診断は画像だけで分かるものではありません。
解剖イメージとの照らし合わせが重要です。
いつでも解剖を復習できるように、アトラスが1冊あると便利ですよ!
中でも「プロメテウス」はCGイラストが非常に見やすく、どの科の専攻医でも持っている人が多い医学書です!
10年以上使える&確実に使い続けるものなので医学生のうちに買っておくのがおすすめ!
レジデントのための専門家コンサルテーション【おすすめ度:★★★★★】
耳鼻科・眼科・皮膚科・整形外科など、12のマイナー診療科で研修医が知っておきたいマイナーエージェンシーがまとめてある1冊!
すぐにコンサル必要な疾患から、研修医レベルでもできる対応法、ローテしない科でも最低限知っておきたい知識などが解説してあります。
初期研修ローテ中に回らないマイナー科もあると思いますが、そんな科の歯がゆい部分もしっかり整理できるようになりますよ!
疾患そのものだけでなく、円滑にコンサルトするためのコミュニケーションスキルも解説されています!
レジデントのための腹部画像教室【おすすめ度:★★★★☆】
腹部画像(主にCT)の読影の仕方が解説されています。
前半に解剖の復習や、基本的な画像の読み方が解説されており(例・液体貯留、腸管壁肥厚、脂肪織の乱れなど)、
後半に臓器別・疾患別の所見が解説されています。
この本のおすすめポイントは以下の2つ!
- 1.解説が詳しい
どこに注目すればいいか、どのように鑑別していくか、そもそもどのように目を動かすのかなどが解説されています。
- 2.複数のスライスで解説
複数のスライスが掲載されている画像があり、立体的な位置関係をつかみやすいです。
画像診断は全ての科で重要な能力です。
ローテ中に目にする機会もめちゃくちゃあるので、辞書的な感じで置いておくのがおすすめの一冊!
誰も教えてくれなかった胸部画像の見かた・考え方【おすすめ度:★★★★☆】
「レジデントのためのやさしイイ胸部画像教室
「やさしイイ胸部画像教室」からレベルアップしたい方におすすめです。
内容としてはレントゲンやCTの原理から始まり、胸部の解剖を基礎として、
- 胸膜がつくる線状影
- スリガラス影とはなんなのか?
- なぜ陰影が見られるのか?
などが解説されています。
個人的に一番勉強になったのは肺がんの章。
肺がんの分類に基づいて、レントゲンでどこに注目すればいいのか学べますよ!
かなり細い部分・機序まで学べるのでボリューム感があります。
ただし、説明がかなり分かりやすいので読めばめちゃくちゃ知識が増えますよ!
MRIに絶対強くなる撮像法の基本Q&A【おすすめ度:★★★☆☆】
「MRIの原理や撮影方法(T1,T2,FLAIR,T2*など)による違い」「CTとMRIのどちらを使うべきか(部位別、疾患別)」
などの解説が掲載されています。
他にも、一問一答のような形式で
- 胸部領域におけるMRIの適応は?
- MRCPとERCPはどうやって使い分ける?
- 腎臓のMRI検査では造影剤の量を半分に減量するのはなぜ?
というような内容を勉強できますよ!
画像診断そのものというより、放射線科の考え方を学べる一冊です!
ココまで読める!実践腹部単純X線診断【おすすめ度:★★★☆☆】
腹部X線にどれだけヒントが隠されているのかを学べる1冊。
消化管の形やわずかな陰影から病変を見抜いていく様子はアハ体験をしているような感じです。
画像診断の極意を学べているような感じがしますよ!
この本で学んだX線画像の読み方は、腹部に限らず胸部でも役立つはず!
ただし、「心眼で読む」とか「直感や印象によると」と本の中で書かれており、感覚的な内容が多いのも事実。
著者の経験あってこその記載もあります。
また、すごく体系的にまとまっている本ではないため、一度読んで身につけられる本ではありません。
本の内容と同じような経験を実際に積んでいく中で練習していくのが目的になっています。
環境によってはなかなか練習が難しい方もいるかも…
レジデントのための画像診断の鉄則【おすすめ度:★★☆☆☆】
各部位の疾患ごとに、典型的な画像を掲載してある本です。
この一冊で脳CTから下肢MRIまで全身の画像を学べます。
特徴的な所見や注意点が掲載されており、国試の画像やポリクリ中で分からないことが出てきた時に使えますよ!
ただし、解説はあまり詳しくありません。
あくまでアトラスのような感じで持っておくと便利です!
医学生・研修医のための 画像診断リファレンス【おすすめ度:★★☆☆☆】
画像診断の教科書というより、辞書のような感じです。
画像とともに、どんな所見が見られるのかが書いてあります。
疾患の病態や、画像をどのように見るのかなどは書かれておらず、読み方の練習にはあまり使えないと思います。
正直いって、あえて買う意味はないかなぁ…という感じです。
医学書・参考書を安く買う方法は以下の記事で紹介しています!
簡単にまとめると、医学生には以下の方法がおすすめです!
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